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2009年5月

いつまでも瓦(変わら)ない、その姿

 淡路の風景

 瓦の風景 普通 違和感無く美しい

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 いぶし瓦  

 淡路の地場産業

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 淡路の南、津井近辺には瓦に適した良質の土が多くあります。

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 赤土と青土の層。

 淡路の土は粒子が細かく粘りが強い!農業用には強すぎる。

 この土があるから瓦の産地として発達してきました。

 土のおかげ。

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 小端の並んだ姿もリズミカルでポップな感じ!

 街には瓦が沢山使われています。

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 三原川に架かる御原橋。この街には瓦の橋がよく似合う。

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 瓦の擁壁。子供の絵が掛かられています。

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 慶野松原にある瓦の舞台。夏の花火大会の時は、このステージで盛り上がる。

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 ステージの裏手。鬼、鬼、鬼・・・鬼だらけ!!!

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 鬼達の横にはプロポーズ街道。“瓦”と“変わら”ぬ愛をかけてのロードです。

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 このロードを歩けば目の前が瀬戸内海。

 この街で瓦の魅力を存分に味わえるでしょう。

 

  

station Ⅱ

 初めて訪れて、「おっ!」と驚かされた駅は、いくつかあります。

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 フランス、リヨン・サトラス駅もその一つです。

 フランスが誇る時速300KmのTGVの駅であり、サンテグジュペリ空港につながっています。長さ500mのプラットホームの構造はRC造で、有機的なフォルムでまとめられています。サインも時計もシンプル。

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 設計は、スペイン人のサンティアゴ・カラトラバ。

 建築の構造を美へと追及した建築家。

 この駅は設計コンペで、「強いシンボル性をもつランドマークとしての建築形態と同時に、使いよい効率的な駅」を趣旨に行われました。

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 ガラス張りの明るい駅内。

 力強い造形。リズミカルなトップライト。

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 100スパンの豪快な無柱空間。

 巨大な恐竜の骨の中にでも居る様な感じがしました。

 (たぶんこんな感じ?)

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 翼をもたげた巨鳥のような建築です。w(゚o゚)w

 今にも飛び立ちそうです。

 屋根は二つのアーチ型スティール・ビームによって支持され、南北の立面の特徴となっています。さらに内側にある二つのビームが屋根を支持し、4つのビームが西側の橋台に収束しています。

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 モスラみたい。(*゚ー゚*)

 この突き出た翼が、日除けになるとともに、カラトラバが意図した造形効果を上げています。

 実は、カラトラバはこの建築を“鳥”ではなくて“目”を表しているらしいです。

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 まさに、これですよね!

 

 

 

station

 前回は電車の記事でしたが、今回は駅舎の話です。

 仕事柄、駅舎には興味があります。

 旅の感慨な出発・到着を演出する大変重要な空間であります。

 これはっ!と、思う駅舎に出会うと、時間の許す限り、隅々まで歩いて見て回ります。

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 アトーチャ駅はスペイン・マドリッドの遠距離列車主要の発着駅です。

 1992年竣工の新駅は、コンペで勝ち取ったラファエル・モネオの設計で円筒形のエントランス・ホールが街のシンボルとなっています。

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 この新設のプラットホームの屋根は、正方形のグリッド・パターンの架構であり、整列されたトップライトと、サイドからのやわらかな光がAVE(スペイン版新幹線)が並ぶホームを華麗にしています。

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 旧駅舎の外観。素敵な妻側のスティール架構のデザインが街行く人を優しく迎える。

 内部の大空間は、すばらしいの一言。

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 まるで植物園。いや、ジャングルや~

 待ち合わせ、お昼ね、世間話にはもってこいの場所ですね。

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 新たにエスカレーター、展望デッキが新設され、劇的空間に生まれ変わりました。

 これこそが公共空間。人が自然と集まってくる憩いの場所です。

 

デザイン電車

 昨日のTBS番組「情熱大陸」は工業デザイナー・水戸岡鋭治氏でした。

 今、九州の鉄道は人気があるらしいです。車両が何せ、オシャレでかわいく、鉄道マニアのみでなく、子供から大人まで一度は乗って見たいと思い、九州に行くそうです。

 九州新幹線「つばめ」、特急「ゆふいんの森」は有名ですね。

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   (番組内容と写真は関係ありません。)  ※1

 熊本ー人吉間を走るSL列車を、ガラス張りの展望車両にリニューアルし、特等席には子供用椅子をセットしていました。

 いいですねー。

 交通は、ただ単に移動目的のみでなく、目的地に向かう間も旅の重要な思い出となり、風景の一端となるのですね。

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 ※2

 水戸岡氏は職人気質のデザイナーであり、現場での監理・チェックは厳しく、納期の時間が無くても厳しい姿勢で向き合っていました。

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 ※3

 その姿勢が、現場で携わる職人達の気持ちを高ぶらせ、最高のモノを作る事への喜び・誇りにつながっていると思います。

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 ※4

 廃線の危機に瀕していた和歌山鉄道の打合せで、依頼者側が「デザインはいいのですが、客席が少ないという声がありまして・・・」

水戸岡氏「客を増やしたいし、席も増やしたい。なぜ廃線の危機になったのか。魅力的にしたいから今、考えているんでしょう。・・・。」

 水戸岡氏の姿勢は変わりません。何のためにデザインしているのか。

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 ※5

 和歌山電鉄「たま電車」。車内はネコでいっぱいです。子供達に大人気。

 いいデザインではなく、正しいデザインをする。

 アイデアを生み出し造る姿勢、覚悟、そして、時代に負けないデザインを編み出す人間力を感じました。

      水戸岡氏が職人に

      「いつかガウディみたいなものを造るからよろしく」

  写真 ※1 インド(2000年1月)

      ※2 アムステルダム トラム(2000年3月)

      ※3 タリン エストニア トラム(2007年10月)

      ※4 パリ メトロ(2007年11月)

      ※5 リヨン フランス TGV(2007年11月)

          サトラス駅(設計:サンティアゴ・カラトラヴァ)                                                                  

                                    撮影は全て、Yamahara 

 

 

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