station Ⅱ
初めて訪れて、「おっ!」と驚かされた駅は、いくつかあります。
フランス、リヨン・サトラス駅もその一つです。
フランスが誇る時速300KmのTGVの駅であり、サンテグジュペリ空港につながっています。長さ500mのプラットホームの構造はRC造で、有機的なフォルムでまとめられています。サインも時計もシンプル。
設計は、スペイン人のサンティアゴ・カラトラバ。
建築の構造を美へと追及した建築家。
この駅は設計コンペで、「強いシンボル性をもつランドマークとしての建築形態と同時に、使いよい効率的な駅」を趣旨に行われました。
ガラス張りの明るい駅内。
力強い造形。リズミカルなトップライト。
100スパンの豪快な無柱空間。
巨大な恐竜の骨の中にでも居る様な感じがしました。
(たぶんこんな感じ?)
翼をもたげた巨鳥のような建築です。w(゚o゚)w
今にも飛び立ちそうです。
屋根は二つのアーチ型スティール・ビームによって支持され、南北の立面の特徴となっています。さらに内側にある二つのビームが屋根を支持し、4つのビームが西側の橋台に収束しています。
モスラみたい。(*゚ー゚*)
この突き出た翼が、日除けになるとともに、カラトラバが意図した造形効果を上げています。
実は、カラトラバはこの建築を“鳥”ではなくて“目”を表しているらしいです。
まさに、これですよね!
« station | トップページ | いつまでも瓦(変わら)ない、その姿 »
「海外旅行」カテゴリの記事
- 旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の旅⑨ ドーハ編(2018.10.08)
- 旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の旅⑧ ベオグラード編(2018.09.30)
- 旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の旅⑦ プレゾヴァ編(2018.09.26)
- 旧ユーゴスラヴィア3ヵ国⑥ ノヴィバザル編その2(2018.09.25)
- 旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の旅⑤ ノヴィパザル編その1(2018.09.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント