station
前回は電車の記事でしたが、今回は駅舎の話です。
仕事柄、駅舎には興味があります。
旅の感慨な出発・到着を演出する大変重要な空間であります。
これはっ!と、思う駅舎に出会うと、時間の許す限り、隅々まで歩いて見て回ります。
アトーチャ駅はスペイン・マドリッドの遠距離列車主要の発着駅です。
1992年竣工の新駅は、コンペで勝ち取ったラファエル・モネオの設計で円筒形のエントランス・ホールが街のシンボルとなっています。
この新設のプラットホームの屋根は、正方形のグリッド・パターンの架構であり、整列されたトップライトと、サイドからのやわらかな光がAVE(スペイン版新幹線)が並ぶホームを華麗にしています。
旧駅舎の外観。素敵な妻側のスティール架構のデザインが街行く人を優しく迎える。
内部の大空間は、すばらしいの一言。
まるで植物園。いや、ジャングルや~
待ち合わせ、お昼ね、世間話にはもってこいの場所ですね。
新たにエスカレーター、展望デッキが新設され、劇的空間に生まれ変わりました。
これこそが公共空間。人が自然と集まってくる憩いの場所です。
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