土は時間をつなぐもの
爽やかな秋の風。
冬に向かっての寂しさが少しはありますが、過ごしやすい毎日です。
洲本の奥地・千草乙の古い民家の土塀改修工事を見てきました。
住み手も、いつからあるか分からない一部崩れた土塀。震災で被害にあったそうです。
初めは、全部壊してコンクリートブロック塀にする予定だったそうです。
大げさですが、淡路遺産でしょう。それほど、すばらしい。Σ(゚д゚;)
50~60mはあろうか。壁厚は40cm。緩やかな傾斜で、くねくね塀。
改修の為、天バの瓦は取りました。崩れたところは、新たに基礎から施工します。
瓦や木片、陶器などが埋められています。一部仕上げが残っていました。
この写真では、以前上部が改修されているのが分かります。
施工方法は、 40cm×1.5m×高さ20cmの木製の枠を作り、土を入れ、突いていきます。枠の片側は開いているので枠の上まで突いたら、横に移動していきます。
版築+ブロック積み工法のような感じです。
全て突き上がったら、最後に瓦を載せます。
瓦と土塀。この関係。癒されますね~。ヽ(´▽`)/
改修ですが、相当な時間と労力がいります。
土が時間と風景をつないでくれます。
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