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古き時代へタイムスリップ

 高松にある四国村。ここは、四国各地から移築、復元された民家や蔵など33棟が当時の姿を現しています。

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 「小豆島農村歌舞伎舞台」

 直径二間半の回り舞台がある、間口六間の寄棟造茅葺の歌舞伎場です。江戸末期であると推測されています。毎日の激しい労働から解放された村民の、唯一の楽しみの歌舞伎をここで興じ、農民が役者として舞台に上がります。当時の姿を見てみたいですね。

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 「旧河野家住宅の主屋と床倉」

 十八世紀前半頃の民家です。土間にクドがあり、床は竹敷きです。寒い山間部の住まい方を示しています。丸太の母屋と竹の垂木が美しい。(゚ー゚)

 おおっー!こんなところにトラが

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 江戸後期、讃岐地方は、サトウキビ畑が広がっており、白砂糖は特産品でありました。

 「砂糖〆(しめ)小屋」

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 1865年頃の建物で、円形平面に円錐形の屋根が載っており、とてもかわいく日本建築には珍しい形です。(*゚ー゚*)

 牛が腕木を引き、建物内をぐるぐる回り臼を回転させてサトウキビを搾ったそうです。その牛の回転半径にあわせての平面の大きさです。ナルホド!

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 小屋組み・垂木の組み方・曲面の大壁等、見所がいっぱいの小屋です。

 おっと!江戸時代の雰囲気の四国村の中にコンクリート打ち放し造の建築が・・・。

 (・_・)エッ....?

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 「四国村ギャラリー」

 絶好の景色が望める傾斜地に建っていました。中は小さなギャラリーです。しかし・・・、別にここに建っていなくても・・・。( ゚д゚)ポカーン

 展示物は民家の資料と思っていましたが、まったく関係ない西洋絵画。  

 ギャラリーへ出入りの時は、大きなが吠えるし・・・(`ε´) 何でやねん!

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 竹林道は心地よい空間でした。しかし、四国村に何で世界のアンドウ氏の建築が・・・?

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 「醤油蔵・麹室」

 漆喰と本葺瓦が美しいです。高知は石灰岩の産出が多く、漆喰は特産であり、職人の技術が高い地域です。内部は当時1838年に作られた仕込桶や醤油作りの用具が展示されています。

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 「旧前田家土蔵」

 明治初期に建てられた特色のある土蔵です。

 間口3間、奥行二間、壁は七寸厚の土+漆喰仕上。屋根は近所の火事の火の粉や、大雨から土蔵を守る鞘(さや)屋根といって二重になっています。これは、多雨地域に建つ蔵で、周囲の壁面に三段の水切りが付いています。これは、単なる装飾ではなく、横なぐりの雨から壁を守る為の用を成しています。

 四国村は約1kmのコースであり、ゆっくり見ると2時間はかかります。途中、かずら橋があったり、彫刻家・流政之氏作の石畳があったり、お花畑・果樹園があったり、アンドウ建築があったり・・・(もうええか?)。  半日ゆっくり出来ます。

 民家ファンならもってこいの場所でしょう。しかし、民家ファンでなくても、日本の原風景と言うか、当時の暮らしや、住まい方の知恵が感じとれます。四国といえども地域の気候・風土により、また、職や身分によっても住まいは違っています。

 古きをよく知り、現代に生かす。そして、全ての形や大きさや材は、暮らし・用途・ヒューマンスケールから出来てきた、ということを考えさせられた四国村でした。

 

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