上海トリップ 市内編
上海に行ってきました。
近い!大阪から2時間半。沖縄や北海道に行く感じです。
黄浦江 の東側は浦東エリア。
農村と湿地帯だった場所が、1990年開発開始後、約20年で近未来都市へと大変貌しました。まだまだ開発工事中です。もの凄いスピードですね。
日本の森ビルが15年の歳月をかけ2008年に完成させた栓抜き型のビル「上海環球金融中心」。地上492mで97階~100階部分は風圧を和らぐ為に空いています。
左のアルミの鎧をまとったような「金茂タワー」は420.5mの地上88階建て。仏塔の様なデザインのこのビルは、アメリカのSOMの設計です。
53階~87階までは、「グランド ハイアット 上海」のホテルがあり、客室は約120mの筒状吹き抜けの周囲に配置されています。下に見えるのはバーです。めまいがするくらいの高さでした。吸い込まれそうな・・・。
黄浦江の西側は、上海の象徴・外灘(bund)エリアです。租界時代の文化の香りが今も残っています。アヘン戦争時代、初めにイギリスがこの地を手に入れ、コロニアル・スタイルやネオ・ルネサンス様式などイギリス風の建築様式が建築されました。
その後、フランス、ドイツ、アメリカ、そして日本と、租界という形でこの地を手に入れました。それと共に建築様式もアール・ヌーボー、アール・デコ と、入り乱れていきました。
現存する外灘の建築は、ほとんど1920~30年代のもので、アール・デコ調が多いです。
外灘を見渡せる黄浦公園の遊歩道は上海定番の観光スポットで大勢の観光客が押し寄せます。しかし、綺麗なお嬢さんが流暢な日本語で近寄り、「日本の事を教えて~」とか言ってバーに連れて行き、ぼったくられるとうい話はよく聞きます。
「豫園」商場。人であふれかえっていました。赤と黒を基調とした中国の伝統的な江南デザインの建築が所狭しと建っています。活気がありました。
おいしそうですが、中に何が入っているのかな?
案外緑が多いのも上海の特徴です。道路を樹木で飾ったり照明を付けたりしたのは、世界で中国が最初だと言われているそうで、それを聞いたマルコ・ポーロが報告し、ヨーロッパでも広がったらしいです。
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