上海トリップ 上海万博編
史上最高7000万人を目標とする上海万博。1日に30万人を超える人が世界各国から訪れています。入場ゲートでは、荷物検査と身体検査がありました。傘は折りたたみでないとダメでした。液体物も持って入れません。
訪れた日は大雨。会場内の主軸となる大通りの陽光谷。地下と地上4階分を貫通しているガラスの筒は、光や空気を下階まで送り、雨水も集め、溜めておくことが出来ます。
ノーマン・フォスター設計のUAE館。ステンレス製パネルの3つの屋根は砂漠をイメージしています。見る角度によって金色の屋根がキラキラ輝きます。入りたかったですが、長蛇の列でした。
日本館と韓国館も3~4時間ではきかない長い列でした。
韓国館は、グラフィック化されたハングル語が幾何学的にくみ上げられた外壁で、韓国らしい鮮やかな建築になっています。日本館の外観はなんか、やぼったいな~。
オランダ館は、400mのルートに、シュレーダー邸などのオランダの建築がくっついている楽しいパビリオンです。
古代スラブ人の村をイメージしたロシア館。夜のライトアップは特に美しいらしいです。
雨の万博も大変です。水溜りを避け、傘がぶつかり、どこも長蛇の列で入れず、汗はだらだら、・・・まあ、博覧会というのはこんなものですね。
このスイス館はリフトに乗って5分間緑の屋上庭園を回遊する人気パビリオンですが、大雨の為、止まっていました。これも乗りたかったです。
W杯優勝の幕が下りているスペイン館です。これとイギリス館はぜひ入館したかったのですが・・・。外観を見るだけ。
山東の手工業者が織った8524枚の籐製パネルが外壁を覆っています。100人の職人が全て手で編んでいます。内部は太陽光が籐の隙間から入り劇的な空間が広がっているそうな。
こちらも絶対に入館したかったイギリス館。。6万本の光学ファイバーで出来ています。内部のファイバー端部には種子が埋め込まれています。劇的な光の空間が予想できます。
並ぶか迷いましたが、もし並ぶと、1日この館で終わってしまいそうで・・・。
結局、入れたのは、アフリカ連合館、カンボジア館、北朝鮮館、それと中国館でした。
北朝鮮館は5分くらいで入れました。首都・平壌を再現。中はパッと見て、終わりです。珍しいのかショップは大盛況でした。
店員は北朝鮮人?中国人?
北朝鮮は今回万博初参加です。施設建設費は中国が全額負担したそうです。
中国館へは一般客はまず予約券が必要で、それさえも開館後すぐに無くなるとか。この館は万博終了後もあります。展示内容は、まあまあでした。
ここまで来るのに、この下のエリアで何時間も並びます。あ~しんど。
雨の中、中国語を沢山聞き、中国人の顔を多く見に行った万博でした。イギリス館だけは絶対に入るぞ!という決意は、大雨と高湿度と人・人・人の波に簡単に消されました。
まあ、万博はいつの時代もこんなものだと。中国は目覚しい成長の途中で、そのパワーたるものを世界に示している格好な舞台であると感じました。
万博の向こうに近未来の都市が見えています。この先も、この国は猛スピードで走り続けるのでしょうか。
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