上海トリップ 朱家角編
上海中心地から西南方向へ40キロ程の近場にある青浦区の朱家角鎮。車で約45分で行けます。
鎮とは都市よりも人口の少ない人口集中区域を表します。英語ではtownとかsmall cityの意味でしょうか。狭い路地にはお店がぎっしりです。
お菓子やさん。娘の片手にはケータイ。日本と同じ。
古い民家、曲がりくねった路地に瓦の屋根。石畳を歩いて行きます。
布団屋が結構ありました。この大きなテーブルに広げるのでしょう。しかし、どの布団屋も同じで掛け布団のみ売っていました。シンプル!
店先ではおばちゃんが、名物のチマキを作っていました。水質が良く、昔からの米どころです。
この人形は、とても愉快です。水につけておいて取り出し、熱湯を掛けるとおしっこが勢いよく飛んでいきます。しんちゃんバージョンがあります。
小舟に乗って30分位遊覧しました。中国版ベネチアのようです。明清時代の建物が多く残されています。
水路沿いの風景は、人々の生活がそのまま表れています。瓦の手摺が素敵です。
水面と歩道の高低差があまり無いのが、一体感があり、歩行人と目線が近くで良いですね。街路樹は多く、その影が暑い夏の拠り所となっていました。
この街一番大きな放生橋の上からの景色は最高です。朱家角は14世紀には北京からの貨物船が多く行き来し、発展してきた歴史のある街です。
紡績の街として栄え、しだいに経済的に恵まれた商人や文化人が多く移住して来ました。
小舟が行き交う情緒あふれる昔からのそのままの風景。水面と白壁と伝統的な黒瓦の屋根。ゆったりした時間がこの街全体を包み込み、気持ちが和らぐ水郷。こういう風景が残ってこその中国ですね。
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