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不揃いなタイル達

 タイル

 今では建築材料の仕上げの代表から脇役になってしまった感があり、非常に残念でならない。豪雨や強風、飛来物から外壁を守り、ちょっとしたデザインが街を楽しませる。以前は内装にもふんだんに使用され、施主の嗜好、設計者・タイル職人の腕の見せ所であり、実に内部空間を豊かにしてくれる素材でありました。

Photo  モザイクタイルといえば、A・ガウディですね。自由な曲線をモザイクタイルで大胆にそして見事に表現されています。

 今のタイルは300角のシート貼りが主流です。目地巾も決められ、また、日本の職人は少しのいがみも無く貼っていきます。まあ、下地もボードか、左官下地がいいということですが。

 目地は重要です。色、材、幅、深さ・・・、タイルを生かすも殺すも目地が決め手になります。これが結構迷ってしまいます。

Photo_2  トルコのある街の外壁です。よく見ると、ガタガタでデザインもちょっと間違えていたり・・・。味がありいいじゃありませんか。あたたかみがありますね。

Photo_3 普通の民家の壁ですが、ついつい触ってみたくなります。この素材感。一つ一つ貼っている思いが伝わります。

Photo_4  バルセロナ・グエル公園の天井です。素晴らしい!見上げたら感動します。

 面白いタイルがあります。クレイペグ。メソポタミアのシュメール人の都市ウルクで出土した紀元前3500年のタイルです。

Pegu1  タイルの原型と言われています。円錐状の素焼きで底面は色を付けています。これは、INAX世界のタイル博物館で復元したクレイペグの壁です。施工は貼るというよりも、1本づつ積んでいきます。

Pegu2  この、壁の厚みは10cm以上あります。厚みのある壁はいいですね。壁の表面を見て、触れば厚みがあるかないか大体判ります。

 当初の建築は日干し煉瓦で造り、タイルは装飾する為、そして信仰にも関わる役目がタイルにあったと考えられます。地域や文化、時代によりタイルは変化してきました。そして、デザイン、用途、技術力、生産性により発展してきました。

 今一度、魅力的なタイルの良さを見直してもいいのではないでしょうか。ただ単に、コスト、工期のみで「タイルなんかちょっと・・・」と思わずに。

 

 

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