モロッコの旅 メルズーガ砂漠編
アトラス山脈を越えると今までとは別世界になります。高い山脈が地中海の温暖な
空気を遮断して、この時期、寒く乾燥した大地が延々と広がっています。
サハラ砂漠東の玄関口エルフードは1917年フランス軍の駐屯地として造られました。よって、基盤状の真っ直ぐな道路がはしっています。建物の壁はレンガ積み。構造はRC造ですが、柱が細い! 大丈夫かいな。(´ρ`)
宿泊ホテルは☆☆☆☆。中庭にプールがあり夏はいいでしょうね。
私は雰囲気もよく結構好きなタイプのホテルでしたが、あるツアー客は「お湯が出にくい!」「暖房効かない!」・・・、まあ、四ツ星といっても日本と違うのでそのへんはしゃあないと思うのですが・・・。
格子を介しての光。美しいです。お湯や暖房の効きより、こういうのが良いのです。
エルフードからメルズーガ一帯の砂漠まで約45分。起床4時40分。外は真っ暗な5時過ぎに出発します。4WDに乗り最初は舗装道路を走って行きますが、途中から道無き道を走ります。
これは帰りの風景ですが、最初は一列に4WDは走っていきますが、道がなくなると、4WDはあちこちに広がり競う合うように走っていきます。運転テクニックを競っているのかな?
車は途中まで、そこからラクダに乗るか歩くかです。
ラクダは賢いですね。列を乱さずおとなしく列を作って歩いて行きます。私は乗りませんでしたけど、記念に乗っておけばよかったです。
側にずっと居てくれると言うか、勝手に居るのがこのベルベル人。モロッコ国民の3割強はベルベル人です。先住民ベルベル人がアフリカ大陸の東方よりこの地へ移住して来たのが紀元前5000年頃。このマグレブ地域とサハラ砂漠の先住民として長い歴史をベルベル人が営んできました。
優しいのか何なのか・・・。帰りがけには化石を買ってくれ!だとか、やはりチップ、チップ!と迫ってきました。予想はしていましたが・・・。┐(´д`)┌ヤレヤレ
愛嬌はありますが、少し、しつこいですねー。このスケッチも「俺をモデルに書いてくれ!」 と言われたので描きましたが、その後、「モデル料ちょうだい?」だとさ。
ベルベル人のテントみたいです。
日の出鑑賞後はミントティーを戴きました。ほとんどは中国産の緑茶でその中にミントの葉と砂糖が入っており、味はなかなかいけました!
これはゲストハウスかもしれません。こういうところに宿泊する砂漠ツアーがあるそうです。
この砂漠の日の出は感動しました。心に残る1日になりました。
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