2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 清らかな水の町 島原 | トップページ | 謹賀新年 »

奈良現場日誌-大津磨き-

 室内最終仕上げです。大津磨き仕上げ。下地は3週間前に塗り終え、乾燥させました。

 Photo

 仕上げに塗る引土の材料は、土に石灰、紙スサ。糊は入れません。居間の仕上げの引土は愛知県産の土です。この住宅のメインの壁です。

 ちり際は小さな鏝で慎重に押えていきます。1800×2400の壁に3人の左官が1日掛かりで仕上げます。

 Photo_2  鏝で何回も押さえ、柔らかいビロードという布で表面を拭き、光沢を出します。

 寒いのでなかなか水は引きません。

Kakimaze_2  これは、玄関壁の桜色大津磨きの引土です。白土+弁柄+紙スサを念入りに混ぜています。

Photo_3  大津磨きは、下塗りの灰土の段階から鏝で磨くのが重要で、その上に引土で押さえ込んで磨いていきます。仕上げの引土は数ミリの薄い皮膜のようになります。

 現場は静寂の中で鏝音だけ響いています。左官は指先と鏝音を頼りに力の加減をしています。

 左官は水との戦いです。緊張の中、工程は進んで行きます。

Photo_4  玄関側は寒いので、水がなかなか引かなく、朝から21時までこの壁を磨きました。

 タイミングを計り、二人で押えていきます。高度な技術と手間と経験が必要な左官最高級で難しい仕上げです。

 仕上がりは、上品で光の加減によって光沢を帯び、きっと、吉野杉との相性はバッチリでしょう!

 桜大津磨き壁はお客さんを優しくお出迎え、黄大津磨き壁は家族の成長を見守るでしょう。

« 清らかな水の町 島原 | トップページ | 謹賀新年 »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 奈良現場日誌-大津磨き-:

« 清らかな水の町 島原 | トップページ | 謹賀新年 »