謎の超古代帝国
南米の旅、それは「謎」をめぐる旅でもあった。
ペルーでは、特に数千年間の歴史の謎の堆積が、人々の好奇心を増幅させ、
想像させ、思考能力を働かせてくれる。
ペルーの文明の中で、インカが有名ですが、アンデス世界にはインカ文明以前にも多く
の文明が存在していた。その中の一つ、ナスカ文化はインカよりも1000年も前に栄えていました。
ナスカNASCA、非常に興味深い名称です。実は、これに似た地名が
世界各地にあります。飛鳥ASKA(奈良)、アスカASUKA(インド)、アスコASCO(スペイン)、
パスコPASCO(ペルー)、アスキャASKJA(アイスランド)、ラスコーRASCO(フランス)、
ラシュカRASKA(ユーゴ)、クシュカKUSUKA(ロシア)、バスコBASCO(フィリピン)、
アラスカALASKA(アメリカ)、ラスコーRASCO(アメリカ)、クスコCUSCO(ペルー)等。
紫のトウモロコシと、それを煮込みパイナップルやリンゴなどの果実と砂糖を加えた
チチャモラーダ。ペルーの国民的な飲み物です。紫コーンは美味しかったです。
地球に「アスカ」が多く存在しています。純粋なASUKAは日本とインドのみですが、
古い地名の中にASUKAを秘めた場所、またはASUKAが訛ったと思われる地名は
多くあります。
奈良の飛鳥はどうしてこの字なのか?「葦の生えた場所」「朝鮮の安宿→平和な里」
からきたといわれていますが、飛ぶ鳥?はなぜか。
インドのオリッサ州にもアスカがあります。偶然かどうか?その周辺にナラという音を含む地名が異常に多く存在している。
コナラク、ナラサパトナル、ナラサンナペタ、ナラサプール、ナラサンペット・・・。
不思議ですね。ヒンズー語で「こんにちは。ご機嫌いかがですか」は「ナマスカール
NAMASKAAR」。この意味は、あなたが、“最高の安らぎの楽園に導きかれますように”。
NAMが“導かれますように”。ASKAが“最高の安らぎ、理想の楽園”。ARが“以上のことを
お祈りします”。
ナスカの地上絵は上空でしか全体像がつかめない。
なぜこのような巨大な絵が必要だったのか?その文明は飛行機を飛ばしていたのか?
高松塚古墳の有名な「白虎の図」。朝鮮から伝わってきた架空の動物ですが、実は南インドにいるそうです。
30年程前に読んだ「幻の超古代帝国アスカ」(五島勉著、祥伝社)。面白い本でした。
超古代文明アスカは一万年以上前に地球上全体に存在していたと。
その時代、地球の平均気温は今より6,7度低かった。よって海水も今より130m低く、大陸は繋がっていた。
それは、地質・化石学者の研究から確定している。そこに太古の楽園があったと!
それが、地名に「ASUKA・理想の楽園」として残っていると。
時空を超え、謎を追及するのは旅する者にとってはこれ以上ない喜びですね。
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投稿: giuseppe zanotti pompes | 2014年5月 6日 (火) 11時13分