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奥深い黒の魔力

黒漆喰磨き仕上げ。

Cimg1528黒いノロを鏝で光るまで磨きこんだ高度な技術がいる仕上げです。

美しい光沢が出るまで時間を要し経験と勘が必要です。まるで鏡のようですね。

Cimg1530これは、その下地です。この上に仕上げ材ノロ(ペースト)を塗ります。土の押えに近いですが、この状態でも十分美しい仕上げとなります。一般人が見ると、「これで十分ですよ!」と言われそうな壁仕上げです。ノロを一律薄く塗り広げないと塗厚の差が、ムラとなり、乾燥の差が綺麗な仕上がりになりません。

乾燥状態を見ながら鏝押えをしますが、力の加減が重要です。

光沢が出るまで鏝磨きを行い、乾燥の進みを見て、手やマットで磨き込みます。

これは、研ぎ出しです。表面を研ぐことにより石のような表情になります。

Cimg1538

下地にセメントと種石が混ざった材料を鏝で練り付け、硬化状態を見ながら、砥石で研ぎ出し、その後サンダーで慎重に仕上げていきます。

艶を出すため水研ぎをします。

Cimg1529これが仕上がった状態です。磨きとは違う表情です。見れば見るほど味わい深いです。

Cimg1535これも研ぎ出しです。すべて左官仕上げのテーブルです。材料を団子にして、押しつぶし研いでいます。こんなテーブルはいかがですか?

これは、タイル状の掻き落しです。現場で、貼る又は積む工法で開発中だとか。

Cimg1532左官小屋に行くと、扱っているものは古代からのモノでも、そこには新たな発想があります。本当に内からの美しさを出せるのは、何なのか。

素朴で単純な材ではあるが、決して単一で均質なものではありません。それが、内からの美が表情として出てくるのでしょう。だって、下地から鏝で押えや磨きをしていますから!














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