ブラタマニ 加賀東谷編
たまにブラブラするブラタマニ。
今回は石川県加賀市の奥地・東谷地区です。
重要伝統的建造物群保存地区になっている加賀東谷は、市の東南部の山代温泉、山中温泉を越え山間部の奥く深き場所に位置します。
加賀市内からバスで山中温泉まで、そこからタクシーしか足はありません。
東谷地区は荒谷、今立、大土、杉水の四町からなっておりこの奥には九谷古窯跡があります。
このように壁は漆喰が剥がれた状態の小屋が多くありました。 杉ノ水川と動橋川の上流が流れ美しい森が残っています。
林業や製炭が産業で、明治になると木炭の需要が急増し炭焼きが盛んになりました。
しかし、高度成長期にはこれらの産業は衰退し、豪雪にも悩まされ過疎化が進行していきました。まあ、よくどこの地域でもある問題ですね。地場産業の衰退と過疎化は切っても切れない関係です。
この地域を歩いて、多くの空き家、または崩壊中の家屋が見られました。たまに会うのはご老人達。車も人も自転車も全然通りません。
こんなに静かなところがあろうかと・・・。
建築の特徴は、切妻屋根と赤瓦の桟瓦葺き、
そして煙り出しが設けています。茅葺きから瓦に変換し、囲炉裏の上部に煙り出しが取り付きました。
入口は妻入りで、
下屋と壁との取り合いは飾瓦が設けられ、妻面の意匠は独特なものとなっています。
周囲の山林、川、田畑の地形に合わせ集落が成り立っています。同じ瓦屋根、屋根勾配、構造、壁、豪雪地帯に残る伝統的な山村農家が美しい景観を守っています。
時代は変わっていき産業・生活も変わっていく。しかし、古き良き先人たちのアイデアとこの地域独特な集落景観は継承されていってほしいと切に願った心地よいブラ歩きでした。
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