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2016年12月

ブラタマニ 祖谷編

 徳島県祖谷渓をぶらぶら。
 大歩危・小歩危。ぼけとは山腹など険しい場所「ほき」という言葉が変化したものだそうです。大股でも小股で歩いても危険という地名。吉野川が岩脈を削り取った層が現れています。Cimg3788 二億年前から一億年ほど前に海底奥深くで作られた地層が約8Km続いています。渓谷一体の岩盤は結晶変岩や含礫変岩です。
Cimg3775 山奥深くに祖谷川に吊るされた祖谷のかずら橋。シラクチカズラ製、長さ45m、幅2m、水面上14mの日本三奇橋の一つ。
Cimg3807 1000m以上の山に自生するマタタビ科の植物のシラクチカズラは、火で炙ると自在に変形し自由に編むことが可能です。
Cimg3817 このように横板の隙間から川が・・・。
風が強いと揺れるし、つかみにくい自然の手摺。ジェットコースターよりスリル満点!
 平氏が源氏の追手から逃れるためいつでも切り落とせるようこの様な吊橋にしたと言われています。
Cimg3829 3年に一度は掛け替えられているそうです。通行料550円は価値あり。
Cimg3825 祖谷渓は剣山に源を発した祖谷川が造り出した芸術品です。
Cimg3832 深いV字谷は道路から見ると真っ逆さま。この「ひの字」の絶景ポイントが険しい渓谷と急な祖谷川を象徴しています。しかし、絶壁にへばり付いたような祖谷街道をよく開通したものである。
Cimg3836 有名な小便小僧のブロンズ像。200mの高さからの・・・。祖谷通いの旅人が集まり岩の上に立って度胸試しをしたから、この地域の子供たちがこの岩に登って度胸試しをしたから・・・様々な理由ででこのブロンズ像が設置されたそうです。
Cimg3839 紅葉時はきれいでしょう。
 さすが、平家落人伝説が残る秘境です。神秘に満ち想像力をいろいろ働かせてくれる土地です。
Cimg3831 ぜひ、本家・ブラタモリに来てほしいですね。「高低差」「崖」「へり」・・・半端ない。

ラグビー、クライマックス

 ラグビー・シーズンが白熱の終盤を迎えました。
 大学は4強が決まり、今年は関西から天理、同志社が正月の準決勝に進みました。絶対王者・帝京に勝つのは、日本のオール・ブラックス天理かもしれません。期待大です。
Cimg3875 社会人トップリーグでは、終盤戦の大一番。ノエビアスタジアム神戸で、神戸製鋼VSヤマハ発動機の試合がありました。ヤマハは11連勝中の無敗。神戸は2敗で、この試合に負けると優勝はおろか、3位までの日本選手権には自力では進めません。是が非でも勝たなければ。
Cimg3880 結果は15-33でヤマハが全勝を守りました。トライ数では1つ差ですが、PGの差が勝負を決めました。
Cimg3889 後半神戸が連続のトライを取りましたが、やはりヤマハの方がボール支配率が高く常にゲームをリードしていました。残るは、近鉄、クボタ、最終戦でここノエスタでサントリー戦。
 サントリーも現在無敗。今年の神戸は、平尾氏の為にも日本一になってほしかった。最終戦のサントリー も盛り上がる試合になるでしょう。
Cimg3904 やはり、ラグビーはライブが面白い。 タックルでの激しい音。選手間での声の響きがそのまま客席に伝わってきます。 グラウンド全体・30人の選手を見ることができるのも良い。
Cimg3866 ヤマハのFB・ヒーファーのキックは凄かった。正確で高さも距離も出る。
 ぜひ、ラグビーは会場で観戦しましょう。高校ラグビーも始まります。
 クラブ杯、鹿島VSレアルマドリードは素晴らしい試合でした。勝っていたかもしれません。鹿島凄いぞ! Jの誇り。

村 旅 晴れ そこは日本だヤマダだ

 兵庫県西脇市の岡之山美術館にて「山田脩二ー日本村・日本旅・日本晴れー」展
が開催されています。
Dsc03592 淡路のカワラマン 山田さんが日本列島津々浦々旅して記録したこの国の姿の展覧会。
 写真集「日本村」では1969年からの、戦後の高度成長により劇的に変貌してきた日本の都市・町・田舎のありのままの姿が 撮られています。
Dsc03609 様々な建築家の作品も山田さんの手に掛かればなんのその。圧倒的なカゲが勝ってしまうのであります。
Dsc03603 写真から瓦を焼くようになり、そうなるころには、日本の屋根は陸屋根、ガルバ鋼板葺き、地震では瓦が重いので・・・というとんでもない悪評。 この国の豊かな農村や漁村の風景でさえ、品もない重さもない味もないどうでもよい建築が あっという間に出来上がっていきました。
Dsc03604
 現在、だるま窯で瓦を焼いています。瓦も写真も“焼き具合”。これこそその場の魅力となって現れてきます。黒白の境界線がモノの重要性を物語っています。
Dsc03620 この美術館はJR加古川線・日本へそ公園駅前。磯崎新設計。まさしく外観のデザインは列車。元は横尾忠則の美術館。
Dsc03597 2017年3月26 日まで開催。 ぜひ焼き具合を体感しに行きましょう!

旧甲子園ホテル

 先日、武庫川女子大学甲子園会館にて、「木造住宅耐震」の講演会とライトアップがあり行ってきました。
 この大学の建築学科の校舎は、1930年甲子園ホテルとして建設されました。
1 設計はフランク・ロイド ・ライトの弟子の遠藤新。帝国ホテルをチーフ・アシスタントとして設計に携わり、山邑邸、自由学園明日館などに関わりました。
2 甲子園ホテルは遠藤が41歳の時の設計です。
 阪神電鉄が阪神間に様々な施設を建て、その一つとしてリゾートホテルが計画され甲子園ホテルが完成しました。
3 戦前には「西の帝国ホテル」と呼ばれ、多くの客をもてなしたが、戦争と共に方向変換せざるを得ない状況に置かれた。軍人用ホテル~海軍省が病院として。終戦後は、進駐軍が将校用宿舎に。1957年接収は解除されたが、しばらくは大蔵省の管理化で ほったらかしのままでした。
8 南側テラス。規律ある日華石の装飾。
 1965年に武庫川学院が買い取り、現在の大学建築学科の校舎に生まれ変わった。
4 この東ホールは元々食堂でしたが、現在は、大学1年生の教室になっています。1学年40名ほどの学生が、一人1台の専用の大きな製図机とパソコン 。この名建築で学び生活できることは、建築の学生にとってはこれ以上ない素晴らしい環境でしょう!羨ましい!
5 左右対称のプラン。建物中央は低く抑え両側は以前客室になっていました。1階は段差があちこちあり水場も設けてあります。何という豊かな室内空間か!
6 現アートショップの部屋の床。 モザイクタイルの見事な美しさ。
7 現西ホール。障子をモチーフにした光天井と独特な木製装飾の 垂れ壁。
9 ライト流の幾何学模様が取り入れられ、テラコッタやボーダータイル、緑の釉薬瓦、打ち出の小槌のモチーフ。 点灯式後、音楽学部演奏学科のコーラスの音色が響き渡ります。
10 南側には回遊式庭園、茶室があり、池に映った紅葉と象徴的な2本の塔が対照的に夜の風景に溶け込んでいます。この塔は煙突・排気・通風などの機能が備わっており、外観の意匠と設備の両方での重要な役目をしています。
 この環境下で建築を学べる学生達、職員方は誇りですね。また、この日多くの来場者があり、点灯式には歓声が上がっていました。地元住民にとっても誇り高き建築だと思います。ホテルから戦火を生き残り、未来の建築家の校舎として生き続ける。
 素晴らしいことです。

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