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北海道縦断 旭川編

 旭川と言えば、「旭山動物園」「旭川ラーメン」「北海道人口第二位」で有名です。
建築では「旭川市総合庁舎」がモダニズム建築として高い評価を受けています。
1958年竣工、1959年に道内初の日本建築学会賞を受賞。設計は佐藤武夫。
佐藤は中学時代をここ旭川で過ごしています。Cimg2606_2 50代後半で市からの設計依頼はさぞ喜ばしかったことでしょう。しかし、厳しい極寒多雪地帯での経験不足を謙虚に認め、市の建築課の職員を事務所に招き協同で設計を進めました。
 外観は地元煉瓦を使用し凍害対策のため凹凸を避け、柱・梁の間に積み、権威的でなく質素で端正な姿を寒空の地にそびえています。
 玄関ホールの床は日本初の全面パネルヒーティング。
Cimg2607_2
 広場を介して総合庁舎の隣に「旭川市民文化会館」。
 庁舎同様煉瓦を外壁に使っています。設計は、天野太郎+石本建築事務所。
 大ホールは道路軸に対して45度振り、段々の立面はボリューム感を抑え、緑の屋上が
温かみのある景観として公園と調和しています。
 耐震性等の問題でこの2棟は建て替えの計画が持ち上がりましたが、市議会等の反発を受け撤回されました。
Cimg2614
 昨年開園100周年の「常磐公園」。日本の都市公園100選に選ばれています。
公園の真ん中に大きな千鳥ヶ池があり、水際には板デッキが設けられ、一段付いた段差はベンチにもなります。園路は舗装され平坦で、車椅子でも十分快適に回遊できます。Cimg2615
 公園内に「常磐館(旧旭川青少年科学館)」があります。総合庁舎とよく似たデザイン。
かつて総合庁舎で協同設計をした市の建築課職員がこの常磐館を設計しました。佐藤武夫の旭川への思いがここにも受け継がれています。Cimg2617 日本の文化的価値ある建築を、なるべく整備 し有効活用で将来へつなげていっていただきたいものですね。

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