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北海道縦断 頭大仏殿編

 なんとも不思議な興味深いネーミング。「頭大仏」Cimg2940 ラベンダーの丘の上に大仏さんの頭が・・・!
真駒内滝野霊園内に2015年12月に完成した「頭大仏殿」。設計は安藤忠雄。
大仏さんだけ以前からこの地にありましたが、霊園オーナーから「大仏を地域の誇りになるようにしてほしい」と安藤さんに頼みました。Cimg2944 頭は見えるが、なかなかたどり着けない。大仏までの道のりは135m。まず高さ2.7mの壁に囲まれた水庭に到着します。Cimg2949 このキラキラ輝く水盤の周囲を歩き、心を清めます。ここは結界。
日常から非日常へと心を切り替える大切な空間です。Cimg2951 水庭を抜ければ、コンクリート打ち放しのリブ状天井のトンネルが現れます。トンネル内は薄暗くて冷っとしており心が鎮まる。約40m先に光の中に大仏さんの足元がぼんやり見え期待感が大きく膨らんできます。Cimg2954 天井は6分の1円弧で施工は難しかったでしょう。Cimg2958  
上部開口の直径は約14m。壁の傾斜は60度。鋭角のリブは後光が差しているような。
 鎌倉の大仏とほぼ同じ大きさです。高さ13.5m。10年前に無垢の石から切りだし造られたそうです。りっはな大仏さんですが、人気はもう一つ・・・。さすが安藤さん。発想が面白い!
Cimg2963  「大仏を埋めてしまおう!」インドのアジャンタ・エローラ石窟寺院や中国の敦煌の莫高窟の大仏のイメージからか。隠すことにより劇的な大仏さんとの出会い。Cimg2970
最初から最後までの安藤さん独特の期待感を持たせながらのロングアプローチ。過去の作品にも多くこの手法を取り入れています。Cimg2982 春は新緑、夏は約15万本のラベンダー、冬は真っ白な雪景色。その中に囲まれた大仏さんはさぞかし嬉しいでしょう。また、多くの人にも来てもらい。Cimg2979 入口付近のモアイ像もこの霊園の人気スポットです。たぶん。
モアイのモは「未来」、アイは「生きる」という意味があります。

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