今日は何の日?
今日10月6日は、2017年度阪神タイガース、セ・リーグ最終戦で安藤優也投手の引退試合でしたが雨で延期となりました。10月10日が安藤投手のプロ16年最後の雄姿となります。
お疲れ様でした。
それと10月6日は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエの誕生日です。

コルといえば建築家を志す者にとっては必ず学ぶ道。誰もが本を読み、現地を訪れコルの空間を体感し、自らの進むべき建築への問いかけとなりました。
1907年、初めて長い旅にでたコルはフィレンツェのカルトジオ会修道院で重要な体験をしました。「ここでは人間の真の願望が満たされている。沈黙と孤独があり、かつ 共同生活と日々の出会いがある」
コルはこの旅でグスタフ・クリムト、トニー・ガルニエと会っている。新たな接触を通して近代の工業社会に機能性、芸術性を新たな建築に構成させることに向かっている。


「開かれた手」は「富を自国民や他国の人々に分け与える為に開かれている。機械時代の第二の段階、すなわち調和の時代が始まったことを告げるでしょう」
63歳でインド・チャンディガールの都市・カピトル建設の政府建築顧問に任命される。このインドでの計画案はコルの実現した唯一の公共建築でした。

ここでの大きなテーマは「日よけ」。ブリーズ・ソレイユがファサード全体を覆いこの場所での大きな意味をもった。
チャンディガールの仕事に長く関わりコルは建築の象徴性を重要視するようになった。
質素であるなかでの光と闇の絶妙なバランス。訪れた人たちを虜にする。型枠の痕跡を残した荒々しいコンクリートの壁が心に衝撃をあたえる。


沈黙と平和がここにはある。
コルビュジエはいまだに我々に大きく影響を及ぼしている。

さあ、次の世界へ進もうぜ!
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