旧ユーゴスラヴィア3ヵ国の旅④ コトル編
モスタルはまた訪れたい場所でした。
モンテネグロのアドリア海沿岸の街コトルへ。モンテネグロはイタリア語のヴェネツィア方言で「黒い山」を意味します。
途中、バスごと船に乗りコトルへ向かう。船にはモンテネグロの国旗がなびいている。
モンテネグロは2006年に独立した人口62万、面積は福島県と同じ位の小さな国です。
コトル旧市街に到着。東面の黒い岩肌に城壁が見える。全長4.5㎞、最高高さ20mの
城壁、コトル湾に囲まれたポカ・コトルスカと呼ばれる地域。天然の要塞。
石畳の狭い路地で構成される旧市街は貿易により発展した世界遺産の美しい街です。
コトルはローマ・カトリック文化圏と東方正教文化圏の境界に両方の教会が建っている。聖ニコラスセルビア正教会は1909年創建されたビザンチン様式の教会です。
石灰岩の白い外壁に緑色の木製開き窓がよく似合う。
1195年に建造されたセルビア正教会の聖ルカ教会。ロマネスク+ビザンチン様式の特徴ある外観です。 狭い路地に地元のカワイイ暴走族が!「どけどけ~!」
城壁に上がる入口リレーフ門。
がたがたの石畳。地元のおじいちゃんと孫娘たちも元気に上がってきます。 上がるたびに景色が広がっていく。中腹にある救世聖女教会へ向かいます。
赤茶瓦が美しい。1979年の地震によって多大な影響を受けました。ユネスコなどの協力により景観が戻った。
山の斜面に育つ糸杉がたくましい。雪が残る1月ではあるがけっこうしんどい階段だ。シャツ1枚だが汗をかきました。
中腹のベンチに到着。西側のコトル湾と旧市街を望む。
この地形が敵から守ってきました。現在は人気のリゾート地。
1518年に建てられた小さな教会。山にすっぽり収まっています。 ここからの景色は素晴らしい!下りの方が階段が濡れており怖かった。
山と海に囲まれた城壁都市コトルは12世紀以来の建築が残り美しい街でした。小さいながらも路地が複雑に入り組んでおりもっと時間を掛けて歩きたい場所でした。
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