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環境共生住宅・日本の住宅の理想形「聴竹居」

京都大山崎、天王山の中腹にひっそり「聴竹居」は建っています。

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建築家・藤井厚二はこの土地1万2千坪に居住し、

三回~5回の実験住宅を建て気候のデータを採り実証、改善を加えながら

第5回住宅(聴竹居)を完成させました。

南に面する大きな縁側。景色を満喫できる憩いの場。

夏は地窓を開ければ木々を通り涼しい風が入り、冬は暖かく快適な場所だ。

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藤井は日本各地の気候を調べ外国の気候と比較し、「日本の住宅の室内環境を快適に保つには夏場の対策が大切」

よって「室内に熱をこもらせないために、室内の空気の流れが重要」

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特に冬場の縁側は家族の憩いの場。

「日本では玄関庭以上に縁側は近隣の人々を結ぶ場であった。」

藤井は日本の住宅は縁側は重要であると聴竹居で言っているかのようだ。

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室内は、「一屋一室」の考えで成り立っている。

平面は単調にならず、引っ込み出っ張りが心地よい空間になっており、視線の高さを考慮し適度な段差があります。

扉を開ければ大きな一室。風通しの良い日本元来の室内に洋風の暮らしを取り入れた暮らしを

想像した間取りである。右の出っ張りは特徴的な食事室。

「食堂を居間の一部に設けることが最も適当」

完全には仕切らずかつ独立した空間。

食事室と調理室との関係性も機能的である。

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聴竹居の南東側の視界を遮らない場所にに現存する下閉所(茶室)。ここでブルーノ・タウトをもてなした。

タウトの日記に「これは茶室建築の革新である。」

ここは見学不可。

藤井は日本で初めて茶室を設計した建築家と言われている。

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玄関脇には伊藤忠太デザインの「怪獣」が・・・。

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1928年完成の聴竹居。全然古さを感じなかった。現代でも快適に暮らせる間取りと機能性。

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〇自然エネルギーを生かした建築

〇和と洋のええとこどりの未来を予見した建築。

〇大きな快適な縁側+居間中心の一屋一室の空気が流れる室内

気候風土に合わせて科学的に実証し環境工学の知見を取り込みこの場所に住みながら設計し、これは考え抜かれた住宅だ!

 

 

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