オススメ!達磨窯プロジェクト「脩」HP
淡路の「達磨窯」のホームページが出来たそうな。どれどれ。
南あわじの津井は瓦産業の地域。
そこに7年前、薪で焚いて松で燻す土の窯が復活しました。
最盛期には200基を超える達磨窯がこの地域にあり、地場産業の象徴として、南淡路の風景の一部になっていました。
淡路瓦の土は、粘性の高い赤土+少し低い青土+サクッとした山土を配合しています。
地元の採掘場に行けば、大きな地層の断面のほんの一部が、瓦に適した粘土の層になっています。
瓦は土から出来ています。もっと大らかで親しみやすく味わい深いものだったはずですが・・・。一枚一枚表情があります。
瓦のギャラリー「ぶっち ぶっち」。玉葱乾燥小屋を改修しギャラリーに生まれ変わりました。達磨窯近くにあります。
瓦、土、煉瓦、その辺の材料で素敵な空間になっています。
土間も、このように面白く遊んでいます。
均一化された工業製品に成り代わった日本の屋根。屋根はその地域の風景を造る。
瓦でさえ均一化、軽く、平ら、大量生産。味もそっけもありません。
今一度、地場産業を通して素材について考える時代かもしれませんね。
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